政治・経済

自民党総裁選後、日本の政治はどう動く?今後のシナリオを読み解く

taka

多くの人が注目している自民党総裁選。いよいよ明日が投開票日ですが、メディアやネット上ではさまざまな憶測が飛び交っています。今回は、結果を予想することよりも、その後にどう日本の政治が動いていくかに焦点を当ててお話しします。

高市早苗氏が勝利した場合

高市氏が総裁に就任するには、党員・党友票で圧倒的な支持を得る必要があります。これは、決選投票で議員たちに「党員票でトップの候補を落とすわけにはいかない」という心理的な圧力を与えるためです。

仮に高市氏が勝てば、国民民主党と「閣外協力」の形で政策を進める可能性が高いでしょう。これは「連立」ではなく、「選挙区調整」が難しいためです。特に、勢いのある国民民主党が、自民・公明と選挙協力をするメリットはあまりないと考えられています。公明党と連携する場合でも、斉藤鉄夫代表が「理念に合った人物でなければ連立できない」と発言しており、高市氏との協力には慎重姿勢を見せています。

さらに、高市氏が首相になれば、メディアからのバッシングが強まり、政権の支持率が伸び悩むことも予想されます。結果として、政権運営は非常に不安定になるかもしれません。

小泉進次郎氏が総裁になったら?

一方、小泉進次郎氏が勝利すれば、「日本維新の会」との連立が現実味を帯びてきます。これは、菅義偉氏や森山裕氏といった重鎮が後押ししている構想です。実際に、維新の藤田文武共同代表も「選挙区調整を事前にしなくても連立は可能」との認識を示しています。

しかしこの場合、大阪の選挙区をめぐる自民党との調整が大きな課題となります。維新が強い大阪では、自民党の地方議員が衆院選に立候補できないという状況が起こる可能性もあり、党内の分裂や参政党への離脱などが懸念されます。

さらに、小泉氏が首相に就任すれば、国民感情の反発を招くことも考えられます。支持率は演説や国会答弁のたびに下がる恐れがあり、政権は短命に終わるリスクも否めません。外交面でも、トランプ元大統領や習近平国家主席、プーチン大統領との交渉力に疑問の声が上がることが予想されます。


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変化の夜明けは近い?

今は混迷の最中かもしれませんが、「夜明け前が一番暗い」とも言われます。新しい政治の光が差し込むまで、もう少し時間がかかるかもしれません。それでも確実に、暁闇(ぎょうあん=夜明け直前の暗闇)は終わりに近づいています。

この情報が皆さんのお役に立てば幸いです。

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ABOUT ME
TAKA
TAKA
理学療法士/ビール
理学療法士として臨床に携わりながら、リハビリ・運動学・生理学を中心に学びを整理し発信しています。心理学や自己啓発、読書からの気づきも取り入れ、専門職だけでなく一般の方にも役立つ知識を届けることを目指しています。
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