自民党総裁選が日本の行方を左右する?高市勝利と小泉勝利、それぞれの未来
多くの人が悩んでいるので今回はその解決策を一緒に考えたいと思います。
本日は自民党総裁選の投開票日。注目すべき最重要ポイントは、**「高市早苗氏が党員・党友票でどれだけ支持を集めるのか」**という点です。
高市氏が勝利した場合
もし高市氏が党員票で過半数を獲得しても、決選投票で小泉進次郎氏が逆転するシナリオは十分にありえます。その場合、多くの党員や支持者が一斉に離反し、自民党の存在基盤は大きく揺らぐでしょう。
一方で、高市氏が最終的に勝利すれば状況は一変します。次の総選挙では、自公で過半数を回復する可能性があると一部の調査は示しています。
さらに、高市政権が誕生すれば、所得税の基礎控除引き上げやガソリン税の暫定税率廃止といった減税政策が一気に進む可能性が高い。結果、国民は「減税の効果」を体感し、可処分所得が増えることで生活にゆとりが出ます。
そして重要なのは、減税しても「特に悪影響は出ない」ことを国民が知ることです。むしろ、名目GDPの拡大によって税収は安定し、財務省が長年主張してきた「財政破綻論」の根拠が揺らぐでしょう。これをきっかけに、念願の消費税減税に道が開かれるかもしれません。
小泉氏が勝利した場合
逆に“小泉進次郎総理”が誕生するとどうなるでしょうか。基本路線は「石破路線の継承」となり、少数与党による政権運営がスタートする見込みです。選択肢は二つ。
- 就任直後に解散総選挙へ踏み切る
- 大阪自民党を切り捨てる形で、日本維新の会と連立を模索する
しかしこの連立には大きなハードルがあります。
- 維新は大阪の選挙区で苦労して得た議席を、公明党に譲る圧力を受ける
- 大阪府の19選挙区から自民党が候補を立てられなくなる可能性が高い
- 複数の維新議員が、自らの地盤を失うリスクを背負う
こうした調整は政治的コストが大きく、実現は容易ではありません。仮に成立しても、「権力維持のためだけの醜い連立」と受け止められ、むしろ自民党消滅を加速させる恐れがあります。
結論:国民にとっての「大手飛車取り」
本日の総裁選は、自民党だけでなく日本全体の行方を大きく左右する分岐点です。高市氏が勝てば減税路線が動き出す可能性があり、小泉氏が勝てば混乱と分裂が加速する。まさに国民にとっては**「大手飛車取り」**とも言える局面に来ています。
この情報が皆さんのお役に立てば幸いです。
