自己啓発

よい一日を過ごす方法──エピクテトスに学ぶ「善い行いが生む充実感」

エピクテトスは『語録』の中でこう語ります。

「神がこの法則をお決めになった。いわく、『何か善きものを欲するならば、自分自身から得よ』」

つまり、よい一日を過ごすための答えは外の世界ではなく、自分の内にあるというのです。


よい一日の「確実な方法」

エピクテトスによれば、よい一日を過ごす絶対的な方法があります。
それは、善い行いをすることです。

他の喜びは外部の条件に依存します。

  • ごちそうを食べる
  • 楽しいイベントに参加する
  • 誰かに褒められる

これらは確かに嬉しいものですが、自分で完全にコントロールできるわけではなく、繰り返し味わえる保証もありません。

一方で、善い行いはいつでも自分次第で実行できます。そしてその喜びは尽きることがありません。


善い行いが生む「自立」

善い行いを源泉とする生き方は、究極の自立につながります。

  • 誰かに左右されない
  • 外部の環境に依存しない
  • 自分自身で幸福を生み出せる

これはストア派が重視した「内面的自由」の実践でもあります。善い行いを日常に取り入れることで、外の出来事に振り回されず、心の平穏を保てるのです。


今日からできる「善い行い」の実践

では、実際にどのような行動を意識すればよいのでしょうか?

  • 誰かに親切にする
  • 約束を守る
  • 感情に流されず冷静に対応する
  • 小さなことでも責任を果たす

これらはどれも特別な準備を必要とせず、今日からすぐに実践できます。


まとめ:よい一日は自分の手の中にある

よい一日を過ごすために必要なのは、外部の出来事ではなく、自分の行動です。

  • 喜びを外に求めれば不安定
  • 善い行いを重ねれば確実で永続的

エピクテトスの言葉は、こう教えてくれます。

「よい一日は、自分自身の行いによって形づくられる」

今日一日をより良くするために、まずは小さな善い行いをひとつ実践してみませんか。

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taka
理学療法士TAKAが自分の臨床成果を少しでも高めるために、リハビリ・運動学・生理学・物理療法について学んだ内容を発信。合わせて趣味の読書や自己啓発等の内容の学びも自己満で発信するためのブログです。