「効率」ばかり追う人は左脳の使いすぎ?人生を変える“右脳的”リーダーシップのススメ
「ToDoリストを完璧にこなしたのに、なぜか達成感がない」 「効率よく働いているはずなのに、行き詰まりを感じる」
もしかして、あなたの「脳の使い方」が偏っているせいかもしれません。
私たちは仕事をするとき、つい「どうやって早く終わらせるか(効率)」ばかりを考えがちです。しかし、世界的名著『7つの習慣』の著者コヴィー博士は、自分自身の効果性を最大化するためには、「右脳」と「左脳」の役割分担が不可欠だと説いています。
この記事を読むと、以下のことがわかります。
- リーダーシップ(右脳)とマネジメント(左脳)の決定的な違い
- 多くの人が陥っている「左脳偏重」の罠
- 2つの脳を使いこなし、迷わず成果を出すためのステップ
ただの「作業マシーン」になるのはやめましょう。 脳のスイッチを正しく切り替えるだけで、あなたの仕事と人生は劇的に動き出します。
「2つの脳」には全く違う役割がある
まず、右脳と左脳が得意とする分野をおさらいしましょう。コヴィー博士は、この2つを「リーダーシップ」と「マネジメント」に当てはめて考えています。
Shutterstock
右脳=リーダーシップ(Leadership)
- 役割: 直感、創造、全体像を見る、ビジョンを描く。
- 問いかけ: 「正しい道はどっちだ?」「私は何を成し遂げたいんだ?」
- 例え: 旅行で言うなら、「ハワイに行ってリラックスしよう!」と目的地を決めること。
左脳=マネジメント(Management)
- 役割: 論理、分析、順序立てる、効率化する。
- 問いかけ: 「どうすれば一番早く着くか?」「コストはいくらか?」
- 例え: 旅行で言うなら、飛行機のチケットを取り、スケジュールを組むこと。
つまり、右脳で「行き先(What)」を決め、左脳で「行き方(How)」を管理する。 この両輪が回って初めて、私たちは望む成果にたどり着けるのです。
多くの人は「左脳」ばかり酷使している
現代のビジネス社会や教育は、論理的で分析的な「左脳」の能力を重視しがちです。
- 「効率よく回せ」
- 「無駄をなくせ」
- 「スケジュール通りに進めろ」
これらはすべて「マネジメント(左脳)」の領域です。 もちろん大切ですが、ここに「リーダーシップ(右脳)」が欠けていると悲劇が起きます。
行き先のない特急列車
想像してみてください。最新のエンジンを積み、完璧なダイヤで走る特急列車(最高の左脳マネジメント)。 しかし、もしその線路の行き先が「崖っぷち」だったら?
効率よく走れば走るほど、猛スピードで不幸に向かってしまうことになります。 「正しいはしごを掛ける(右脳)」ことをせずに、「はしごを速く登る(左脳)」ことばかり競っても意味がないのです。
自分自身を「最大化」するスイッチの入れ方
では、どうすればこの2つをバランスよく使えるのでしょうか? ポイントは**「順序」**です。
ステップ1:まず「右脳」で完成図を描く
仕事や1日を始めるとき、いきなりPCを開いて作業(左脳)をしてはいけません。 まずは目を閉じて、右脳を働かせます。
- 「このプロジェクトが成功したら、どんな景色が見える?」
- 「今日1日が終わったとき、どんな気持ちでいたい?」
論理や制約は無視して、理想のゴール(ビジョン)を映像としてイメージします。これが自分への「リーダーシップ」です。
ステップ2:次に「左脳」でルートを作る
ゴールが明確に見えたら、ここで初めて左脳の出番です。
- 「そのために今日やるべきことは?」
- 「優先順位はどうするか?」
- 「何分で終わらせるか?」
右脳が指し示した目的地に向かって、左脳が現実的な道を作るのです。
この**「右脳(描く)→左脳(刻む)」**の順番を守るだけで、迷いがなくなり、驚くほどエネルギーの無駄遣いが減ります。これが「個人の効果性を最大化する」ということです。
まとめ・アクションプラン
私たちは「管理者(マネージャー)」である前に、「創造者(リーダー)」でなければなりません。 論理でがんじがらめになった頭を少し緩めて、まずは直感とイメージの力を信じてみましょう。
今回のポイントをまとめます。
- 右脳は「どこへ行くか(リーダーシップ)」、左脳は「どう行くか(マネジメント)」を司る。
- 左脳だけの効率化は、目的地のない暴走列車になりかねない。
- まず右脳でビジョンを描き、その後に左脳で計画する順序が鉄則。
今日からできる、脳を使い分けるトレーニングを提案します。
Next Action: 明日の朝、仕事を始める前の3分間だけ、**「右脳タイム」を作ってください。 ToDoリスト(左脳)を見る前に、目を閉じて「今日の仕事がすべて最高の結果に終わって、笑顔で帰宅する自分」**をありありと想像してみましょう。 そのイメージを持ってから作業に取り掛かること。それだけで、あなたの1日の質は劇的に変わります。
より深く「自己リーダーシップ」や「脳の使い方」を学びたい方は、やはり**『7つの習慣』**(スティーブン・R・コヴィー著)が最高の指南書になります。あなたの右脳と左脳をフル活用するためのヒントが満載です。
