政治・経済

「時短」で嫌われる?仕事は速いのに人が離れていく人の決定的なミス

taka

「あー、今話しかけないでほしい。予定が遅れちゃう…」 「結論から言って! 時間ないから!」

仕事や家事で忙しいとき、家族や同僚に対して、ついこんな**「冷たい対応」**をしてしまった経験はありませんか?

ToDoリストをサクサクこなすのは気持ちが良いものです。しかし、その「効率」の良さを人間関係にまで持ち込むと、人生はうまくいかなくなります。

この記事では、『7つの習慣』で語られる**「モノに対する効率」と「人に対する効果」**の違いについて解説します。

結論から言うと、スケジュール帳よりも目の前の「人」を優先できる勇気こそが、長期的な成功の鍵です。

「効率化」の呪縛を解き、本当に豊かな人間関係を築くためのヒントをお伝えします。

スポンサーリンク

「モノ」は効率、「ヒト」は効果

私たちはよく、すべてをひとまとめにして「効率よくやろう」としてしまいます。しかし、コヴィー博士は明確にこう区別しています。

  • モノ・時間・タスク = **効率(Efficiency)**で考えるべき。
  • 人間・関係・感情 = **効果(Effectiveness)**で考えるべき。

人間関係に「時短」はない

例えば、洗濯やメール返信といった「作業」は、早ければ早いほど良いですよね。これは「効率」の世界です。

しかし、人間関係はどうでしょうか? 落ち込んでいる友人の相談を「効率よく5分で終わらせよう」として、倍速で相槌を打ったらどう思われるでしょうか? 子供とのスキンシップを「無駄だから」と省略したら、親子の絆はどうなるでしょうか?

人間関係には「早送りボタン」はありません。 相手の話をじっくり聴く、無駄話をする、ただ一緒に過ごす。一見「非効率」に見える時間が、実は信頼関係を築くための**「最短ルート(最大の効果)」**なのです。

スケジュールを守るか、人を守るか

「原則中心」の生き方をしている人は、この違いをよく理解しています。だからこそ、時に**「スケジュールを破る勇気」**を持ちます。

予期せぬ「割り込み」こそがチャンス

あなたが重要なプロジェクトの計画書を作っている最中に、部下が「ちょっと相談があるんですが…」と話しかけてきたとします。

  • 効率中心の人: 「今忙しいから後にして!(チッ、邪魔された)」と追い返す。 → スケジュールは守られますが、部下との信頼は失われます。
  • 原則中心の人: 「(計画書は遅れるけれど)どうしたの? 何かあった?」と手を止めて聴く。 → スケジュールは狂いますが、部下は「大切にされている」と感じ、信頼残高が増えます。

この一瞬の判断が、後の結果を大きく変えます。 信頼関係ができていれば、多少仕事が遅れてもチームワークで挽回できます。しかし、信頼を失えば、どんなに効率よく計画を立てても、誰も協力してくれません。

ロボットにならないで

時間を守ることは大切です。しかし、私たちはロボットではありません。 スケジュール帳はあくまで「道具」であり、私たちの「主人」ではないのです。

「予定通りにこなすこと」よりも、「目の前の人を大切にすること」の方が、人生という長いスパンで見れば圧倒的に価値があります。

もしスケジュールを守るために、大切な人を傷つけているなら、それは本末転倒です。

まとめ・アクションプラン

「タイパ(タイムパフォーマンス)」を気にするあまり、大切な人との時間を「無駄」と切り捨てていないか、見直してみましょう。

  • 使い分けを意識する: 事務作業は「効率」重視でOKだが、人付き合いには「効率」を持ち込まない。
  • 非効率を受け入れる: 手間や時間がかかることは、相手を大切にしている証拠でもある。
  • 予定変更を恐れない: 大切な相談やトラブルの時は、勇気を持ってスケジュール帳を閉じる。

Next Action: 明日、もし誰かに話しかけられて「忙しいのに…」とイラッとしたら、心の中でこう唱えてください。

「今は『効率』モードから『効果』モードへの切り替えスイッチを押す時だ」

そして、パソコンやスマホから目を離し、3分間だけでいいので、相手の目を見て話を聞いてみましょう。その「非効率な3分間」が、将来のあなたを助けてくれるはずです。

スポンサーリンク
ABOUT ME
TAKA
TAKA
理学療法士/ビール
理学療法士として臨床に携わりながら、リハビリ・運動学・生理学を中心に学びを整理し発信しています。心理学や自己啓発、読書からの気づきも取り入れ、専門職だけでなく一般の方にも役立つ知識を届けることを目指しています。
スポンサーリンク
記事URLをコピーしました