人生が「無理ゲー」に感じるのはレンズが汚れているからかも。世界が変わる思考法
「大事な決断を迫られているけど、決められない」 「あの人の言うことも、この人の言うことも正しく聞こえて混乱する」
そんな風に、人生の岐路で立ち尽くしてしまうことはありませんか? まるで霧の中を歩いているような不安感。それは、あなたの**「世界を見るレンズ」**が曇っているからかもしれません。
この記事では、世界的な名著『7つの習慣』から、どんな時でも迷わずに正しい道を歩めるようになる**「原則中心」の生き方**について解説します。
これを読めば、他人の顔色や一時的な感情に流されない、**「本当の自信」と「クリアな視界」**を手に入れることができます。
結論から言うと、「変わらないもの(原則)」を心の中心に置くことで、世界は驚くほどシンプルに見えるようになるのです。
あなたの「中心」は何ですか?
私たちは皆、それぞれの「色眼鏡(パラダイム)」を通して世界を見ています。 「お金こそが全てだ」という眼鏡をかけていれば、全ての出来事が「儲かるか、損するか」に見えるでしょう。 「家族が全てだ」という眼鏡なら、「家族のためになるか」が判断基準になります。
コヴィー博士は、まず**「自分の内面を深く見つめ、自分が何を中心にして生きているか」**を知ることが大切だと説いています。
よくある「不安定な中心」
多くの人は、無意識のうちに以下のようなものを中心に置いています。
- 他人中心: 「あの人に嫌われないか」が基準。
- 仕事中心: 仕事がなくなったらアイデンティティ崩壊。
- お金中心: 景気や株価で幸福度が乱高下する。
- 所有物中心: ブランド品や車を持つことで自分を保つ。
これらは全て「状況によって変化するもの」です。変化するものに頼っていると、何かあった時に心が折れてしまいます。 揺れる船の上に立っていれば、自分もふらついてしまうのと同じです。
「原則」という揺るぎない大地に立つ
では、何を中心(軸)にすればいいのでしょうか? コヴィー博士の答えは、**「原則」**です。
原則とは、時代や国が変わっても通用する「普遍的な真理」のことです。 例えば、「公正」「誠実」「貢献」「勇気」「忍耐」などです。
これらは、不景気になろうが、誰かに裏切られようが、絶対に変わりません。
レンズのピントが合う瞬間
基本のパラダイムを理解し、それを正しい原則に調和させると…世界を見る曇り一つないレンズも持つことができる。
自分の考え方(パラダイム)を、この「原則」に合わせるように調整してみてください。
- これまで(他人中心): 「Aさんに嘘をつくよう頼まれた。断ったら嫌われるかな…(迷い)」
- これから(原則中心): 「私は『誠実』という原則を大切にしている。だから、誰になんと言われようと嘘はつかない(即決)」
このように、原則を中心にした瞬間、迷いの霧が晴れ、視界がクリアになります。 「損得」や「感情」ではなく、「人として正しいかどうか」という絶対的な基準ができるからです。
唯一無二のレンズを持つ
原則に従うことは、ロボットのように画一的になることではありません。 むしろ、コヴィー博士はこう言っています。
私たち一人ひとりが唯一無二の個人として世界といかに関わるかによって、世界を見るレンズの焦点をぴったりと合わせることができるのだ。
「誠実さ」という原則を大切にしながら、画家として生きる人もいれば、起業家として生きる人もいます。 それぞれの個性や才能(唯一無二の個人)を活かしながらも、根底にはしっかりとした「原則」がある。
これこそが、**「個性を発揮しながらも、道を踏み外さない」**最強の状態です。
カメラのレンズに例えるなら、「原則」はピント調節機能です。 ピントさえ合っていれば、あなたが何を撮ろうと(どんな人生を歩もうと)、その写真は美しく鮮明に写るのです。
まとめ・アクションプラン
人生の迷いを消す方法は、外側に答えを探すことではありません。自分の内側に「変わらない軸」を持つことです。
- 不安定な中心を捨てる: お金や他人からの評価など、変化するものを生きる基準にしない。
- 原則に合わせる: 「誠実」「公正」といった普遍的な価値観を、自分の中心(コア)に据える。
- クリアな視界: 原則を軸にすれば、迷いが消え、自信を持って行動できるようになる。
Next Action 今すぐ、紙とペンを用意して**「私が人生で絶対に破りたくないルール(価値観)」**を3つ書き出してみてください。 (例:嘘をつかない、家族を裏切らない、常に学ぶ姿勢を持つ)
それが、あなたの「原則」の第一歩です。 迷った時はそのメモを見返してください。「曇り一つないレンズ」を取り戻すことができます。
自分の中に確固たる「原則」を築き上げ、より深い人生の指針(ミッション・ステートメント)を作りたい方は、ぜひ『7つの習慣』を熟読してみてください。一生モノの「心のコンパス」が手に入ります。
