愚痴るのをやめるだけで運が開ける?自分を「解決の主役」に変える30日の挑戦
「上司がもっと理解があればいいのに……」 「パートナーがもう少し手伝ってくれれば、私の人生はもっと楽になるのに……」
私たちはつい、身の回りの不満を「外側のせい」にしてしまいがちです。しかし、誰かが変わってくれるのを待っているだけでは、人生の時計の針は一歩も前に進みません。
世界的名著『7つの習慣』の著者、コヴィー博士はこう提案しています。 **「まずは30日間だけ、自分の『主体性』を試すテストをしてみてほしい」**と。
結論から言うと、人生を変えるのは大きな決断ではなく、**「日々、自分と交わす小さな約束を守ること」**から始まります。
この記事を読み終える頃には、環境の「犠牲者」から、状況を自ら変えていく「創造者」へと変わるための、最初の一歩がはっきり見えているはずです。
30日間、自分を「実験台」にする
コヴィー博士が勧める「30日間テスト」とは、何があっても自分の内側(主体性)に働きかけ続けるトレーニングです。 これは、誰かに見せるためのものではありません。**自分自身との「秘密の実験」**だと思って取り組んでみてください。
やるべきことは非常にシンプルですが、強力です。
1. 小さな約束をして、それを守る
大きな目標を立てる必要はありません。「毎朝5分早く起きる」「靴を揃える」といった、100%自分がコントロールできる小さな約束を自分と交わします。 これを守り続けることで、あなたの内側に**「自分は自分の人生をコントロールできている」という自信(信頼貯金)**が貯まっていきます。
2. 「裁く人」ではなく「光を照らす人」になる
他人の欠点を見つけて「あいつはダメだ」と批判するのは簡単です。しかし、それは何の結果も生みません。 代わりに、**「どうすればこの場を明るくできるか?」**を考える「光」のような存在を目指します。相手の弱点を攻撃するのではなく、相手の強みを活かす視点を持つのです。
3. 「批判」するのではなく「模範」になる
不満を口にするのではなく、「正しい行動」を自分が見せることで周りに影響を与えます。 小学生でもわかるように例えるなら、**「道にゴミが落ちているとき、『誰だこんなところに捨てたのは!』と怒鳴るのが批判する人。『黙って拾ってゴミ箱に捨てる』のが模範になる人」**です。
問題をつくり出す側から、解決する側へ
私たちの多くは、問題を見つける天才です。 「この企画のここがダメだ」「あの人のあの態度が問題だ」と。 しかし、問題を指摘するだけでは、あなた自身が「問題の一部」になってしまっています。
問題をつくり出すのではなく、自らが問題を解決する一助となる。
主主体的な人は、問題を見つけた瞬間に**「自分に何ができるだろう?」**と考えます。
- 資料が見づらいなら、自分で修正案を出す。
- 空気が悪いなら、自分から明るく挨拶をする。
たとえそれが小さな一助であっても、自ら「解決のパズルの一片」になろうとする姿勢。その積み重ねが、やがて組織全体、人生全体を動かす大きな力(影響の輪)に変わっていくのです。
30日後に見える景色
30日間、この姿勢を貫いてみると、不思議なことが起こります。 あんなに不満だった周囲の反応が、いつの間にか変わっていることに気づくはずです。
でも、それは「相手が変わった」のではありません。あなたの「反応の選び方」が変わり、あなたの放つ「エネルギー」が変わったから、世界がそれに呼応しただけなのです。
「実際にやってみて、どういう結果になるか見るだけでいい」。 博士のこの軽やかな誘いに乗って、明日からあなたの「30日間テスト」を始めてみませんか?
まとめ・アクションプラン
今回の記事の要点をまとめます。
- 人生を変えるには、環境が変わるのを待つのではなく、自分の「反応」から変える。
- 自分と交わす「小さな約束」を守ることが、自信を取り戻す最短ルートである。
- 批判する側に回るのをやめ、自らが「模範」となり「解決の一助」となる。
最後に、今日からできるアクションプランです。
【Next Action】 明日一日のための**「絶対に守れる小さな自分との約束」を一つだけ**決めてください。 (例:1回だけ誰かを本気で褒める、脱いだ靴を揃える、メールの返信を即レスする) まずはその小さな「約束の死守」から、あなたの30日間テストは幕を開けます。
主体性の力を体感し、人生の舵取りを盤石にしたい方は、ぜひ『7つの習慣』の「第1の習慣」を座右の書にして、このテストを繰り返してみてください。30日後、あなたは今よりずっと、自分の人生が好きになっているはずです。
