政治・経済

金利上昇=悪は嘘。日独が証明した「良い金利上昇」

taka

ドイツの大転換と「良い金利上昇」

憲法で「債務ブレーキ」という厳格な財政規律を定めていたドイツ。しかし、ウクライナ危機やインフラ老朽化への対応に迫られ、長年の緊縮を捨てて「積極財政」へと大きく舵を切った。これに伴い、ドイツの30年物国債の利回りは急上昇した。 通常、金利上昇は警戒されがちだが、この時のドイツ経済の見通しはむしろ明るさを増した。実際、金利の上昇と歩調を合わせるように、ドイツの株価指数(DAX)も力強く上昇したのである。このように、将来の経済好転への期待から金利と株価が同時に上がる現象を「良い金利上昇」と呼ぶ。対して、財政不安などで金利が上がり株価が沈むのが「悪い金利上昇」である。

日本を覆っていた「悪い金利上昇」の呪縛

では、日本の金利上昇はどうだったか。2025年春頃までの日本は、ドイツと同様に超長期金利が上昇していたにもかかわらず、日経平均株価はそれに連動していなかった。 トランプ関税などの外部要因もあったが、最大の要因は、メディアや一部の専門家が「これは財政破綻の予兆だ」「悪い金利上昇だ」と根拠なき危機感を過剰に煽り、市場の投資意欲を削いでしまったことにある。さらに、当時の石破政権が末期的な停滞状態にあり、有効な経済政策が全く見通せなかったことも、株価低迷の決定打となっていた。

政権交代がもたらした経済の好循環

しかし、その停滞した空気は2025年夏の参院選を機に一変する。与党の歴史的惨敗によって石破政権が退陣し、積極財政を力強く掲げる高市政権が誕生したのである。 緊縮から積極財政への歴史的な転換。この明確な政策変更に対する期待感は市場を瞬く間に駆け抜け、冷え込んでいた株価は急激な上昇軌道へと乗った。結果として、今の日本には「金利上昇と株価上昇」が同時進行する、あのドイツと同じ「良い金利上昇」が明確に示現することとなった。悲観論の呪縛を解き放ち、日本経済は自力で力強く成長していくための新たなステージへと、確実に足を踏み入れたのである。

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TAKA
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理学療法士/ビール
理学療法士として臨床に携わりながら、リハビリ・運動学・生理学を中心に学びを整理し発信しています。心理学や自己啓発、読書からの気づきも取り入れ、専門職だけでなく一般の方にも役立つ知識を届けることを目指しています。
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