💸 悪徳は税金より高くつく──ベンジャミン・フランクリンに学ぶ「見えないコスト」の正体
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マルクス・アウレリウスは『自省録』でこう述べています。
「格闘技で敵を打ち倒すのがうまい者がいる。だからといってその者が、公共精神にあふれ、慎み深く、どんな事態にも心構えができ、他人の落ち度に寛大であるわけではない。」
つまり、何かに上達することと、人間として優れていることはまったく別だということです。
私たちはしばしば「スキルの習得」や「成果」に価値を置きます。
努力自体は立派なことですが、その動機を誤ると、本質から遠ざかってしまいます。
私たちが本当に目指すべきは「何かに優れる人」ではなく「優れた人間」です。
こうした姿は「スキルはあるが人間性に欠ける例」といえるでしょう。
一方で「優れた人間」とは、次のような姿です。
これはストア哲学が繰り返し強調している「善き人生の原則」です。
上達すること自体は素晴らしい。しかし、それはゴールではありません。
今日からは「何に上達したいか?」だけでなく、**「どんな人間でありたいか?」**という問いを胸に行動してみましょう。それこそが、人生を豊かにする成長の道です。