「誰かが引き上げてくれる」は幻想です。不況でも仕事に困らない人がやっていること
「もっと自分に合った仕事があるはずだ」 「いつか誰かが、私の才能を見出して引き抜いてくれないかな」
現状の仕事に不満を持ちながら、心のどこかでそんな**「白馬の王子様」のようなオファー**を待ってはいませんか?
厳しいことを言うようですが、ただ待っているだけの人の元に、最高の仕事が舞い込んでくることはありません。
この記事では、『7つの習慣』などの成功哲学で語られる、希望の仕事を確実に手に入れるための**「主体的なアプローチ」**について解説します。
結論をお伝えすると、良い仕事に就ける人は、求人票を眺める人ではありません。 自分自身が、企業の抱える悩みの「解決策(ソリューション)」になれる人です。
「選ばれるのを待つ」側から、「自分から売り込む」側へ。キャリアの主導権を取り戻す方法をお伝えします。
「待ちの姿勢」ではチャンスは来ない
多くの人が、就職や転職活動を「ショッピング」のように考えています。 求人サイトというカタログを眺め、「給料がいい」「休みが多い」といった条件の良い商品(仕事)が陳列されるのを待っている状態です。
「誰かがなんとかしてくれる」という甘え
- 「会社が研修をしてくれるだろう」
- 「上司が良い仕事を与えてくれるだろう」
- 「エージェントが良い案件を持ってくるだろう」
このように、主語が「誰か」になっている限り、あなたは自分の人生のコントロール権を他人に渡してしまっています。 これでは、景気が悪くなったり、会社の都合が変わったりした瞬間に、行き場を失ってしまいます。
多くの人は自分からは動かずに誰かが手を差し伸べてくれるのを待っている。
「誰かが手を差し伸べてくれる」のを待つのは、バス停ではない場所でバスを待っているようなものです。いつまで経っても、目的地には行けません。
自分自身が「解決策」になる
では、希望の仕事を手に入れる「主体的な人」は、どう動くのでしょうか? 彼らは、**「自分自身が問題の解決策となる」**という視点を持っています。
企業は「人」ではなく「解決策」を求めている
雇う側の視点に立ってみましょう。企業が人を採用したいと思うのは、何か**「困っている問題」**があるからです。
- 「売上が伸び悩んでいる」
- 「業務が回らなくて忙しい」
- 「新しい技術がわかる人がいない」
主体的な人は、この「企業の悩み」をリサーチします。そして、単に「仕事をください」と言うのではなく、こう提案します。
「私を雇えば、あなたの会社のその問題(売上不振や業務過多)を解決できますよ」
これが、「自分自身が解決策になる」ということです。
必要なものは「端から実行」する
もし、希望の仕事に就くためにスキルが足りないなら、嘆いている暇はありません。
正しい原則に従って、望む仕事を得るために必要なものは端から実行する人だ。
- スキルが必要なら、今すぐ勉強を始める。
- 経験が必要なら、ボランティアでもいいから実績を作る。
- コネクションがないなら、手紙を書いたり、会いに行ったりする。
「条件が整ったら動く」のではなく、「動くことで条件を整えていく」。 この泥臭いまでの行動力(R・I・I = Resourcefulness, Initiative, Integrity)こそが、その他大勢のライバルをごぼう抜きにする最強の武器です。
あなたは「株式会社自分」の社長である
会社員であっても、アルバイトであっても、マインドセットを変えてください。 あなたは、「自分」という労働力や才能を提供する**「株式会社自分(Me, Inc.)」の社長**です。
社長が「どこかの会社が買ってくれないかなぁ」とボケーっと待っていたら、その会社は倒産しますよね? 自社の商品(あなたの能力)を磨き、必要としてくれる顧客(企業)を探し、自らプレゼンに行かなければなりません。
「良い仕事」は、どこかに落ちているものではありません。 あなたが主体的に動き、相手の役に立つことを証明した先に、初めて生まれるものなのです。
まとめ・アクションプラン
「待つ」のをやめて「動く」と決めた瞬間、景色は変わります。仕事は与えられるものではなく、獲りに行くものです。
- 脱・受け身: 誰かがチャンスをくれるのを待っていても、時間は過ぎるだけ。
- 解決策になる: 「私は何をしてほしいか」ではなく、「私は相手のどんな問題を解決できるか」を考える。
- 社長意識を持つ: 自分のキャリアの責任者は自分。必要な準備は端からすべて実行する。
Next Action: もし今、気になる会社や部署、あるいは憧れの職業があるなら、求人票を見る前に次のことを調べてみてください。
「その会社(業界)が今、一番困っていることは何だろう?」
そして、「今の自分なら、その困りごとをどうやって少しでも解決してあげられるか?」をノートに書き出してみましょう。 それが書けたとき、あなたは単なる「求職者」から、価値ある「パートナー候補」へと進化しています。
