政治・経済

何かに依存してしまうあなたへ。心の安定を手に入れる「原則中心」の思考法

taka

「恋人からの返信が遅いだけで、一日中不安で何も手につかない」 「会社の業績が悪化したら、自分の存在価値までなくなった気がする」

もしあなたが、日々の出来事に一喜一憂して疲れてしまっているなら、一度立ち止まって考えてみてください。

「今、あなたの世界の中心には、何がありますか?」

実は、私たちの人生の質は、**「中心に何を置いているか」**によってすべて決まってしまいます。

この記事では、名著『7つの習慣』で語られる「人生の中心」という概念をもとに、どんな時でも揺らがない強いメンタルを手に入れる方法を解説します。

結論をお伝えすると、仕事や他人、お金など「変わってしまうもの」を中心にしてはいけません。不変の「原則」を中心にしたとき、初めて本当の自由と安定が手に入ります。

あなたの心を支える土台を見直す旅に出かけましょう。

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人生を支える「4つのエネルギー」

コヴィー博士は、私たちが人生の中心に置くものが、次の4つの要素の源泉(ソース)になると説いています。いわば、人生を走らせるための**「燃料タンク」**のようなものです。

  1. 安定(Security): 心の平安、自己肯定感、アイデンティティ。
  2. 指針(Guidance): 物事を判断するときの地図、方向感覚。
  3. 知恵(Wisdom): 人生をどう見るかというバランス感覚、判断力。
  4. 力(Power): 行動を起こすエネルギー、意志の強さ。

中心にあるものがしっかりしていれば、この4つが満たされ、素晴らしい人生を送ることができます。 しかし、中心に置くものを間違えると、この供給がストップし、人生が不安定になってしまうのです。

よくある「間違った中心」の罠

多くの人が無意識のうちに、**「壊れやすいもの」**を人生の中心に置いてしまっています。 あなたは以下のタイプに当てはまっていませんか?

1. 相手中心(配偶者、恋人、友人)

「彼(彼女)さえいれば幸せ」というのは、一見美しく聞こえます。 しかし、相手を中心にしてしまうと、相手の機嫌や行動一つで、あなたの「安定」が崩壊します。

相手が優しければ天国、冷たければ地獄。これでは、自分の人生のリモコンを相手に握らせているのと同じです。感情的な依存状態になり、結果的に相手にとっても「重い存在」になってしまいます。

2. 仕事中心

「仕事こそ我が人生」というタイプです。 確かに仕事は大切ですが、もし会社が倒産したり、定年退職したり、病気で働けなくなったりしたらどうなるでしょうか?

仕事を中心にした瞬間、あなたのアイデンティティ(安定)も失われます。 「仕事ができない自分には価値がない」と思い込み、「知恵」や「判断力」が歪んでしまうのです。

3. 物・お金中心

ブランド品を持つことや、貯金残高が増えることに安心感を求めていませんか? これらは一時的な満足感を与えてくれますが、失う恐怖と常に隣り合わせです。「もっと欲しい」という欲望に終わりはなく、決して本当の心の平安は訪れません。

最強の答えは「原則」を中心にすること

では、何を中心に置けばいいのでしょうか? 答えは、**「原則(Principles)」**です。

「原則」とは何か?

原則とは、時代や場所が変わっても決して変わらない、自然の法則や普遍的な真理のことです。 例えば、「誠実さ」「公平さ」「貢献」「愛」「成長」などです。

これらは、誰かに盗まれることもなければ、倒産することも、裏切ることもありません。

太陽系に例えるとわかりやすい

人生を「太陽系」に例えてみましょう。

  • 間違った中心: 地球(自分)が、火星(仕事)や金星(恋人)の周りを回ろうとしている状態。惑星同士は動いているので、距離が近づいたり離れたりして、軌道がガタガタになります(情緒不安定)。
  • 原則中心: すべての惑星が、動かない**太陽(原則)**の周りを回っている状態。 仕事も、家族も、遊びも、すべて大切な惑星ですが、中心には「誠実」や「愛」という太陽があります。

中心がドッシリと安定しているからこそ、仕事で失敗しても(一つの惑星の調子が悪くても)、太陽は消えないので、あなたの価値(安定)は揺らぎません。 「今回は誠実さが足りなかったな。次はこうしよう」と、冷静な「知恵」と「指針」が湧いてくるのです。

まとめ・アクションプラン

何かに執着し、振り回されていると感じたら、中心がズレているサインです。アンカー(錨)を降ろす場所を変えましょう。

  • 中心がすべてを決める: あなたの心の安定も、判断力も、すべては「何を中心にするか」にかかっている。
  • 変化するものを中心にしない: 人、物、お金、仕事など、失う可能性があるものを中心にすると、人生は脆くなる。
  • 原則は裏切らない: 「誠実」や「貢献」など、不変の真理を中心に行動すれば、どんな嵐でも沈まない。

Next Action: 今夜、寝る前に5分だけ振り返ってみてください。

今日一日、あなたが**「一番気にしたこと」**は何でしたか? 上司の顔色? SNSの「いいね」の数? パートナーの言葉?

もしそれが、あなたの感情を支配していたなら、明日一日は実験的に**「誠実であること」**だけを中心(最優先事項)にして過ごしてみてください。 他人の反応ではなく、自分の良心に従って行動したとき、驚くほどの「心の静けさ」を感じられるはずです。

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ABOUT ME
TAKA
TAKA
理学療法士/ビール
理学療法士として臨床に携わりながら、リハビリ・運動学・生理学を中心に学びを整理し発信しています。心理学や自己啓発、読書からの気づきも取り入れ、専門職だけでなく一般の方にも役立つ知識を届けることを目指しています。
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