「運命は変えられる」──主体的に生きる人が持つ“創造力と粘り”の正体【7つの習慣】
「主体性」とは、運命を引き受ける力のこと
『7つの習慣』の著者スティーブン・R・コヴィー博士の息子、ショーン・コヴィーは、主体的であるということを 2つの意味で説明しています。
- 自分の人生に責任を持つこと
- 運命は変えられると信じること
この2つはセットです。
なぜなら、
「どうせ人生なんて変わらない」
「自分には運がない」
と考えている人が、責任を取りに行くことなどできないからです。
一方、
『運命は変えられる』と信じている人は、行動を選択できます。
そして、この姿勢のある人は例外なく、
創造力と粘り強さを兼ね備えています。
「成り行き任せでは偉業は生まれない」──エリノア・スミスの言葉
アメリカの女性飛行士エリノア・スミスはこう言いました。
「成り行きまかせで偉業を成し遂げた人を私は知らない。偉人はいつだって自分から事を成す」
これは、主体性の核心を突く言葉です。
- いい仕事がない? → 自分で探す
- チャンスがない? → 自分でつくる
- 手助けが必要? → 自分から取りに行く
待っていても運命は変わりません。
変える人は、いつだって “動き始めた人” です。
「求める環境がないなら、自分でつくる」──バーナード・ショー
作家バーナード・ショーは、さらに強烈な言葉を残しています。
「自分がこうなったのは環境のせいだと言う。しかし私は環境など信じない。
世の中でうまくやっていける人は、自分の求める環境を探す。
それが見つからないなら、自分でつくるのだ。」
環境に適応するのではなく、
環境をつくる側に回る。
これこそが、主体性の極致です。
そしてこれは決して “ひと握りの天才が持つ力” ではありません。
あなたにも備わっているものです。
「運命は変えられる」──これは根性論ではない
たとえば、
- メールを送る
- 学ぶ
- 提案する
- 行動する
- 助けを求める
- 新しい環境に飛び込む
こうした 小さな選択の積み重ねが運命を動かしていきます。
主体的な人は、特別な才能があるわけではありません。
ただ一つ違うのは、
“できない理由”より先に“どうすればできるか”を考える
その姿勢だけです。
だから工夫する。
だから粘る。
だから運命が動く。
主体的な人は「勇気 × 粘り × 創造力」を持っている
ショーン・コヴィーが言うように、
運命を変える人は例外なく 勇敢で粘り強く賢い。
これは大きな成果を出すための法則でもあります。
- 勇気 → 最初の一歩を踏み出す力
- 粘り → 継続する力
- 創造力 → うまくいかない時に方法を変える力
人生を前に進めるための3つの力です。
実践ワーク:あなたの運命はどこから変えられる?
文章を読んで終わりでは意味がありません。
ここからは、自分に向き合うパートです。
■あなたは今、どんな“運命に縛られている”と感じていますか?
- 性格
- 家庭環境
- 仕事の状況
- 経済状態
- 過去の失敗
- 才能への思い込み
書けるだけ書き出してください。
■その中で「本当に変えたいこと」はどれですか?
1つで構いません。
むしろ1つに絞ったほうが変わりやすいです。
■その運命を変えるために、今日踏み出せる“最初の一歩”は何ですか?
- 誰かに相談する
- 情報を集める
- 小さな行動を1つやる
- メールを1通送る
- 10分だけ学ぶ
- 1つだけ習慣を変える
大事なのは 動くことです。
まとめ:運命は変えられる。選択が変われば未来が変わる
- 主体性とは責任を持つこと
- そして「運命は変えられる」と信じること
- 偉業を成す人は、待たない。自分から動く
- 求める環境がなければ、自分でつくる
- 変えるのは環境ではなく、自分の選択
あなたが今日どんな小さな一歩を踏み出すかで、
半年後・1年後のあなたはまったく別人になります。
運命は変えられます。
あなたが「変える」と決めるからです。
