自己啓発

「毒蛇を追いかけるな!」コヴィー博士が教える、ストレスを即消しする方法

taka

「あんなこと言わなきゃよかった……」と自分の失敗を悔やんで眠れなくなったり、 「あの人にひどいことをされた!」と怒りが収まらなかったり。

嫌な出来事や失敗をいつまでも引きずってしまい、心が疲れていませんか?

私たちはつい、「私がこんなに辛いのは、あの人のせいだ」あるいは「私がダメな人間だからだ」と考えてしまいます。

しかし、世界的ベストセラー『7つの習慣』の著者、スティーブン・R・コヴィー博士は、私たちの常識を覆す事実を教えてくれています。

「私たちを深く傷つけるのは、他者の行動でも、自分の過ちでもない」

では、一体何が私たちを傷つけているのでしょうか? この記事では、コヴィー博士の有名な**「毒蛇の比喩」**を使って、心の傷を深めないための秘訣を解説します。

結論から言うと、**「起きた出来事に対して、どう反応するか」**で、あなたの傷の深さは決まります。


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あなたを傷つけている「真犯人」は誰?

まず、驚くべき事実をお伝えします。 誰かにひどい悪口を言われたとしても、その「言葉」自体には、あなたの心を傷つける物理的な力はありません。

あなたを傷つけている真犯人は、その言葉を聞いた後に**「私が悪口を受け取る(傷つく)」と自分で決めてしまった、あなた自身の「反応」**なのです。

  • 刺激(出来事): 上司に怒られた、ミスをした。
  • 反応(選択): 「私はダメだ」と落ち込むか、「次は気をつけよう」と切り替えるか。

コヴィー博士は、「刺激と反応の間にはスペース(選択の自由)がある」と説いています。 どんなに最悪な出来事が起きても、「どう感じるか」を選ぶ権利は、最後まであなたが握っているのです。

毒蛇を追いかけるとどうなる?

ここで、非常にわかりやすい**「毒蛇の比喩」**を紹介しましょう。

森を歩いていて、突然ヤブから飛び出してきた毒蛇に足を噛まれたとします。 これは、人生における「他人のひどい仕打ち」や「自分の手痛いミス」と同じです。

さて、噛まれた直後、あなたならどうしますか?

  1. すぐに毒を吸い出し、治療する。
  2. 逃げた蛇を怒り狂って追いかけ回す。

当然、1を選びますよね。 しかし、精神的な問題になると、私たちはなぜか**2(蛇を追いかける)**を選んでしまうのです。

怒りと後悔が「毒」を回す

「あいつ、許せない!」「なんであんなことしたんだ!」と、過ぎ去った出来事(蛇)を追いかけて怒り続けること。 あるいは、「なんで私はあんなバカなことを…」と過去のミスを嘆き続けること。

これは、激しく動き回ることで、自ら全身に毒を回しているようなものです。 噛まれた傷(出来事そのもの)は大したことなかったかもしれないのに、追いかけるという「反応」を選んだせいで、毒が回り、あなたは再起不能になるほど深く傷ついてしまうのです。

ミスをした時の「唯一の正解」

では、仕事でミスをしたり、人間関係で失敗したりしたとき(蛇に噛まれたとき)、私たちはどうすればいいのでしょうか?

コヴィー博士の答えはシンプルです。 「すぐに毒を取り除くこと」。これだけです。

具体的には、以下のステップを踏みます。

  1. すぐに認める: 言い訳をせず、「やってしまった」と素直に認める。
  2. 修正する: 謝る、リカバリーする。
  3. 教訓を得る: 「次はこうしよう」と学び、すぐに忘れる。

クヨクヨ悩んだり、他人のせいにしたりする時間は、毒を回すだけの無駄な時間です。 **「起きてしまったことは変えられないが、これからの対応は選べる」**と割り切り、最速で治療(リカバリー)に専念するのです。

これが、主体的で強い心を持つ人の生き方です。


まとめ・アクションプラン

過去や他人はコントロールできませんが、自分の心は守れます。

  • 傷つくのは「出来事」のせいではなく、それをどう受け止めるかという「反応」の問題。
  • 失敗や攻撃に対して怒り続けたり悩み続けるのは、「自分を噛んだ毒蛇を追いかけて、毒を回す」ような自殺行為。
  • 最も賢い選択は、すぐに過ちを認め、修正し、毒(ネガティブな感情)を体から追い出すこと。

心の毒を抜く Next Action

【「ストップ!」と声に出す】 もし今日、過去の嫌な記憶が蘇ったり、誰かへの怒りが湧いてきたりしたら、心の中で(できれば声に出して)こう叫んでください。

「ストップ! 毒蛇を追いかけるな!」

この言葉を合言葉にして、意識を「過去」から「今できる治療(リラックスする、仕事に戻る、美味しいお茶を飲む)」に切り替えましょう。 それだけで、毒の回りは止まります。

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ABOUT ME
TAKA
TAKA
理学療法士/ビール
理学療法士として臨床に携わりながら、リハビリ・運動学・生理学を中心に学びを整理し発信しています。心理学や自己啓発、読書からの気づきも取り入れ、専門職だけでなく一般の方にも役立つ知識を届けることを目指しています。
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