辛い時こそ「笑う」のが正解な理由。不幸を選んでしまう人の特徴とは
「最近、いいことが全然ないなあ…」 「あの人のせいで、毎日イライラさせられる」
そんな風に、自分の幸せを「周りの環境」や「他人」任せにしていませんか?
もし、「幸せになる」ことが、今日のランチのメニューを選ぶのと同じくらい、自分で決められることだとしたらどうでしょうか。
世界的な名著『7つの習慣』の著者、コヴィー博士は、幸福について非常にパワフルな定義をしています。
「不幸になる選択ができるように、幸福な気持ちであることは主体的な選択である」
この記事では、環境に左右されずに、自らの意思で「幸福」を選び取る生き方について解説します。
これを読めば、「何かが起きるのを待つ人生」から卒業し、今この瞬間から笑顔になれる強さが手に入ります。
結論から言うと、**「楽しいから笑う」のではなく、「笑うという選択をするから、楽しくなる」**のです。
幸福は「天気」ではない
多くの人は、幸福を「天気」のように捉えています。 晴れ(良いこと)なら気分が良く、雨(悪いこと)なら気分が沈む。これは、環境に支配された「反応的」な生き方です。
しかし、コヴィー博士は、幸福は自分でコントロールできる**「技術」であり、「決断」**だと言います。
リモコンはあなたが握っている
テレビのチャンネルを想像してください。 「悲劇のドラマ(不幸)」を見るか、「爆笑コメディ(幸福)」を見るか。そのリモコンを握っているのは誰でしょうか?
間違いなく、あなた自身ですよね。
- 受身な人: 「勝手に悲しいチャンネルが流れてきた(環境のせいだ)」と嘆く。
- 主体的な人: 「私は楽しい気分でいたい」と決め、自分でチャンネルを切り替える。
「嫌なことがあったから落ち込む」というのは、実は「落ち込む」という反応を自分で選んでいるに過ぎません。同じように、**「嫌なことがあったけど、あえて笑い飛ばす」**という選択も可能なのです。
「笑う」ことは最強の攻撃である
辛い時に笑うなんて、不謹慎でしょうか? 無理をしているのでしょうか? いいえ、コヴィー博士はこう言っています。
場合によっては、心から笑って幸福であることがもっとも主体的な態度になる。
トラブルが起きた時、眉間にシワを寄せて悩むのは簡単です。それは重力に従って落ちるようなものです。 逆に、そんな時こそ**「ワハハ! こりゃ参ったな!」と笑ってみせること。**
これこそが、重力に逆らって自分をコントロールする、最も**「主体的(Proactive)」**でエネルギーのいる行動です。
脳を騙して幸せにする
脳科学的にも、これは理にかなっています。 「楽しい → 笑う」という回路だけでなく、「笑う(表情筋が動く) → 脳が『楽しい』と錯覚する」という逆の回路も存在します。
辛い状況でも、まず形から入って「笑顔」を選択する。 すると、脳が後から追いついてきて、本当に前向きな気持ちが湧いてくる。 笑いは、不運やストレスに対する**「最強の武器」**なのです。
被害者でいるのをやめる
「でも、本当に酷いことをされたんです」と言いたい気持ちもわかります。 しかし、ずっと悲しい顔をして「私は被害者です」とアピールしていても、状況は良くなりませんし、何よりあなた自身の時間が奪われ続けます。
「あいつのせいで不幸だ」と考えるのは、自分の人生の主導権を「あいつ」に明け渡している状態です。
幸せになる「責任」を持つ
「主体性」とは、自分の人生に対する責任(Responsibility)を持つことです。
「あいつは酷いことをした。それは事実だ。でも、私の今日の気分まで支配させるつもりはない。私は今日、ステーキを食べて幸せに過ごす!」
そう宣言した瞬間、あなたは被害者から「人生の主人公」に戻ります。 不幸に甘んじるのも選択なら、幸せになるのもまた、あなたの勇気ある選択なのです。
まとめ・アクションプラン
幸せは、空から降ってくるものではなく、あなたの手で掴み取るものです。
- 選択の自由: 不幸になるのも幸福になるのも、環境のせいではなく、あなたの「決断」次第。
- 笑いの力: 辛い時こそ「笑う」ことは、現実逃避ではなく、状況を打破する最も主体的な行動。
- 主導権を握る: 他人の言動に一喜一憂せず、「私は今、幸せでいることを選ぶ」と自分で決める。
Next Action 今すぐ、理由がなくてもいいので、口角を上げて「ニカッ」と笑ってみてください。 そして、鏡の中の自分に向かって「さあ、今日はどんな楽しいことをしようか?」と問いかけてみましょう。
その小さなアクションが、あなたの脳のスイッチを「幸福モード」に切り替える最初の一歩です。
こうした「主体的な生き方」の真髄をより深く学びたい方は、ぜひ『7つの習慣』を読んでみてください。どんな環境でも揺るがない、強いメンタルを作るためのバイブルです。
