【実話】全裸の男たちが家に来た!?億万長者が教える「意識高い系」への神回答
「明日から人生を変えるために、毎日3時間勉強するぞ!」 「健康のために、今日から炭水化物は一切とらない!」
そんなふうに、いきなり**「極端な目標」**を立てて、三日坊主で終わってしまった経験はありませんか?
高い理想を持つことは素晴らしいですが、現実を無視した急激な変化は、時に心と体を壊す原因にもなります。
この記事では、明治の偉人・本多静六氏のエピソードの中でも特にインパクトの強い**「全裸の訪問者たち」との対話**を紹介します。
結論から言うと、成功の秘訣は「一気に変わること」ではありません。「自分の限界(現実)を見極め、数十年、あるいは数世代かけて少しずつ進化すること」。この長期的視点こそが、あなたを挫折から救ってくれます。
嵐の午後に現れた「全裸のマッチョマン」
ある秋の激しい雨の日、本多氏の自宅に衝撃的な二人組が訪ねてきました。
仁王像のように筋肉隆々で、雨でずぶ濡れ。 そして何より驚くべきは、彼らが「さるまた(下着)」一枚のほぼ全裸姿だったことです。
彼らは「ニコニコ健康普及会」の会長と指導部長。 「一年中全裸で過ごし、冷水浴と粗食を徹底する」という、超ストイックな健康法(裸生活)を実践する47歳の男性たちでした。
彼らは本多氏に敬意を表しに来たのですが、さすがの本多氏もこれには驚き、まず足を洗わせて座敷に通しました。
理想は「ライオンの体」だが、無理は禁物
本多氏は常々、**「人頭獅身(じんとうししん)」**という理想を掲げていました。
- 人頭(じんとう): 頭脳は人間らしく、科学的・理性的に。
- 獅身(ししん): 身体はライオンのように、野性的にたくましく。
この二人組は、まさにその「獅身」を体現している存在でした。 しかし、本多氏は彼らを称賛しつつも、人生の先輩として**「ある重要な忠告」**をします。
「50歳を過ぎたら、少しは緩めなさい」
本多氏は言いました。 「あなた方の精神力と実行力は素晴らしい。しかし、47歳にもなれば体は曲がり角です。これまでのような極端な緊張生活を続けていると、ある日突然糸が切れてしまいますよ」
実際、本多氏の知人に、とてつもなく頑強な身体を持ちながら、無理を重ねて50代であっさり倒れてしまった人がいました。
「あなた方が倒れたら、家族が悲しむだけでなく、『あの健康法は危険だ』となって普及の妨害にもなります。だから、どうか長生きしてほしい」
本多氏は、**「寒い時は大風呂敷(布)一枚くらい羽織りなさい」**と、優しく現実的なアドバイスを送ったのです。
人生は「数世代かけて」完成させるプロジェクト
ここからが、本多哲学の真骨頂です。 なぜ、私たちは極端なことに走ってしまうのでしょうか? それは、**「自分の一代(一生)ですべてを完成させようとするから」**です。
本多氏はこう説きます。
「日本人は何千年もかけて、今の『服を着る生活』に慣れてきた。それを一代で急に原始時代の裸生活に戻すのは無理がある。今日から始めて、数代(孫やひ孫の代)かけて完成させるくらいの気持ちでよい」
焦らない「世代別」ロードマップ
本多氏が提案した現実的なプランはこうです。
- 第一世代(自分たち): 若い頃は鍛えるが、中高年になったら無理せず服を着る。
- 第二世代(子供たち): 親より少し長く鍛え、老後は緩める。
- 数代後: ようやく理想の強靭な肉体が完成する。
これは健康法だけでなく、**「資産形成」や「スキル習得」**にも当てはまります。 「俺が生きているうちに億万長者にならなきゃ!」と焦ってハイリスクなギャンブル(投機)に手を出すより、「子供や孫の代で大富豪になれればいいから、まずは土台を作ろう」と考える人のほうが、結果的に強くて豊かな一族を作れるのです。
「現実」を見る勇気を持とう
「意識高い系」になりすぎて、自分の首を絞めていませんか?
- 雨なのに傘をささずに濡れる。
- 体調が悪いのに無理してルーティンを守る。
- 貯金がないのに高額な自己投資をする。
本多氏は、全裸の二人組に**「雨がやんでから裸になればいいじゃないか」**と諭しました。
「できること」から始める。 「寒い」と感じたら服を着る(=無理だと思ったら休む)。
この柔軟性とリアリズムこそが、長く続き、最終的に大きな成果を生むコツなのです。
まとめ・アクションプラン
本多静六氏の対話は、極端な理想主義に走りがちな現代人への処方箋です。
- 理想は高く、行動は現実的に。 「人頭獅身」は目指すべきだが、いきなりライオンにはなれない。
- 急激な変化はリスク。 年齢や環境を無視した極端な努力は、健康や生活を破壊する恐れがある。
- 長いスパンで考える。 「一代で完璧になろう」とせず、数世代かけて進化するくらいの余裕を持つ。
Next Action: もしあなたが今、何か極端な目標(毎日〇〇回やる!絶対に〇〇しない!)を立てて苦しんでいるなら、そのハードルを「半分」あるいは「3分の1」に下げてみてください。
「毎日10km走る」ではなく「毎日スニーカーを履いて玄関に出る」。 まずはそこから始めて、数年かけて距離を伸ばしていく。その「牛の歩み」のような継続こそが、あなたを遠くまで連れて行ってくれます。 本多氏の現実的かつ着実な成功法則をもっと知りたい方は、著書**『私の生活流儀』**をぜひご一読ください。
