「定年後はゆっくり」は老化の始まり?85歳まで現役だった富豪の意外な習慣
「毎日忙しくて疲れる。早くリタイアして、のんびり暮らしたい……」
ふと、そんなため息をついていませんか? 現代社会では「忙しさ=悪(ストレス)」「のんびり=善(癒やし)」と捉えられがちです。
しかし、もし**「のんびり生活こそが、あなたを急速に老化させる原因」**だとしたらどうでしょう。
この記事では、85歳を過ぎても講演や執筆で東奔西走し、驚くべき若さを保ち続けた本多静六氏の**「若返りの哲学」**をご紹介します。
結論から言うと、最高の美容液やサプリメントは必要ありません。 「あえて忙しくすること」と「何でも自分でやること」。この2つが、あなたを「枯れない人」にする最強の特効薬なのです。
「忙しさ」は毒ではなく「薬」である
まず、忙しさに対するイメージを180度変える必要があります。
多くの人は、忙しいことを「体を消耗させるもの」と考えます。 しかし、本多氏はこう断言します。 **「忙しいことほど、体の薬になるものはない」**と。
なぜでしょうか? 人間は、適度に動き、頭を使っている時こそ、生命力が活性化する生き物だからです。
- 日中忙しく動くから、夜ぐっすり眠れる(良質な睡眠)。
- エネルギーを使うから、ご飯が美味しくなる(良質な食事)。
逆に、何もすることがなく、一日中ぼんやり過ごしていれば、お腹も空かず、夜も眠れなくなり、心身のバランスが崩れていきます。 「忙しくて大変だ!」と愚痴をこぼしている時こそ、実はあなたの細胞はフル回転で輝いているのです。
「何でも自分でやる」が脳を若く保つ
本多氏が実践していた「忙しさ」の中身は、決して難しい仕事だけではありませんでした。 彼は、大学教授や協会の会長という高い地位にありながら、徹底した**「自力主義」**を貫いていました。
- 自分の部屋の掃除、雑巾がけ
- 来客への応対(秘書任せにしない)
- 家庭での薪割り、玄関番
普通なら「部下や使用人にやらせればいい」と思うような雑用も、すべて自分でこなしていたのです。
これは現代でいう**「脳トレ」と「筋トレ」**を兼ねています。 「面倒くさい」と思って人に任せた瞬間から、私たちの機能は退化(サビつき)を始めます。 あえて不便を引き受け、手足を動かすこと。この「生活のリハビリ」のような習慣こそが、若さを保つ秘訣なのです。
老け込む人と、若々しい人の「決定的な差」
本多氏は75歳を過ぎた頃、ある興味深い事実に気づきます。 大学の名誉教授たちが集まる会に出席した際、同じ「おじいちゃん」のはずなのに、見た目の若さに大きな差があったのです。
- 老け込んでいる人: 引退して、悠々自適に「楽」をしている人。
- 圧倒的に若い人: 大学を離れてもなお、研究や事業、社会活動で「忙しく」働いている人。
「仕事が人を年寄らせないのだ。忙しさが人を若返らせるのだ」
人間は「役割」を失った時に老います。 「もう隠居だから」と世間から一歩引くのではなく、趣味でもボランティアでも何でもいいから予定を詰め込み、「ああ、忙しい!」と言いながら動き回る。 そのエネルギーが、シワを減らし、声に張りを与え、暦の年齢を超越した若さを作るのです。
まとめ・アクションプラン
本多静六氏の教えは、高齢化社会を生きる私たちへの「応援歌」です。
- 忙しさを愛せよ: 「忙しい」はストレスではなく、心身を健康に保つ最高の薬である。
- 自分で動け: 掃除も雑用も人に任せず、自分でやることが脳と体の老化を防ぐ。
- 生涯現役であれ: 仕事や役割を持ち続ける人だけが、年齢を超越して若くいられる。
Next Action: 今日、家や職場で**「誰かに頼もうとした小さな用事」**を、あえて自分でやってみませんか?
- 部下に頼もうとしたコピー取りを自分でやる。
- 家族に任せていたゴミ出しや風呂掃除を自分でやる。
- 自動掃除機を使わず、雑巾がけをしてみる。
その「ひと手間」を面倒がらずに楽しむこと。それが、今日から0円で始められる最強のアンチエイジングです。本多氏のようなハツラツとした生き方をもっと知りたい方は、著書**『私の生活流儀』**をぜひ手に取ってみてください。
