自己啓発

三日坊主を卒業したい!「できない約束」をやめれば、意志の弱さは克服できる

taka

「明日こそは早起きしよう」 「今日から毎日読書をしよう」

そう心に決めたのに、翌朝には二度寝をしてしまったり、スマホをいじって一日が終わってしまったり……。 そんなふうに、自分で決めたことを守れなくて自己嫌悪に陥った経験はありませんか?

「私はなんて意志が弱いんだろう」と自分を責める必要はありません。 ただ、あなたは少しだけ、自分自身を軽んじているだけかもしれません。

この記事では、『7つの習慣』の基礎となる**「自分自身との約束を守る力」**について解説します。

医療(リハビリ)の現場でも、劇的に回復する患者さんは、例外なくこの力を持っています。 結論をお伝えしましょう。 人生を好転させるために必要なのは、他人からの評価ではありません。 **「自分にした約束を、なにがなんでも守る」**という、自分に対する誠実さこそが、最強の自信(自己信頼)を作るのです。

なぜ、自分との約束を破ると「自信」がなくなるのか?

私たちは、友人や上司とした約束は必死で守ろうとします。破れば信用を失うと知っているからです。 しかし、自分自身とした約束はどうでしょうか?

「誰も見ていないからいいや」と、簡単に破ってしまっていませんか?

「自信」とは文字通り「自分を信じること」

約束を破るたびに、あなたの心の中にある「自己信頼残高(自分への信用貯金)」は減っていきます。 「どうせ私は、決めたことすらできない人間だ」 この無意識の刷り込みが繰り返されると、何かに挑戦しようとしても「どうせ無理だ」というブレーキがかかるようになります。

自信がない正体は、能力不足ではありません。 過去に自分が自分を裏切り続けてきた結果、自分を信用できなくなっている状態なのです。

人の効果性を高める基本は「誠実さ」

コヴィー博士はこう言います。 「自分自身に約束し、それを守る能力は、人の効果性を高める基本の習慣を身につけるために不可欠である」

ここで言う「効果性」とは、簡単に言えば「人生を思い通りに進める力」のことです。 そして、その土台となるのが自分への**「誠実さ」**です。

自分に嘘をつかない人は、他人にも嘘をつきません。 自分との約束を守れる人は、他人との約束も守れます。 だからこそ、自分自身をコントロールできる人は、結果として周囲からも深く信頼され、リーダーシップを発揮できるようになるのです。

今日からできる!「自己信頼」を取り戻すトレーニング

失った自信(貯金)を取り戻すには、少しずつ約束を守って貯め直すしかありません。 ポイントは、**「絶対に失敗しないレベルまでハードルを下げること」**です。

  1. バカバカしいほど小さな約束をする 「毎日1時間走る」ではなく、「毎日スニーカーを履く」でいいのです。「寝る前に本を1行読む」「脱いだ靴を揃える」。これなら守れますよね?
  2. 守ったら自分を褒める 「こんな小さいこと」と思わず、「よし! 私は約束を守ったぞ」と認識してください。脳は「約束を守った」という事実をカウントし、自信を回復させていきます。
  3. 徐々に大きくしていく 小さな約束を守れるようになったら、少しずつ負荷を上げていきます。リハビリと同じで、いきなり重いバーベルを持ち上げようとしてはいけません。

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まとめ・アクションプラン

今回の記事の要点をまとめます。

  • **自信(自己信頼)**とは、自分との約束を守った回数に比例する。
  • 自分を裏切り続けると、自分を信じられなくなり、人生の効果性(パフォーマンス)が低下する。
  • いきなり大きな目標を立てず、**「小さな約束」**を守り続けることが、誠実な人格を作る最短ルートである。

【Next Action:読者が次に取るべき行動】

今すぐ、**「今日中に必ず実行する小さな約束」**を一つ決めてください。 「水を一杯飲む」「深呼吸を3回する」何でも構いません。そして、それを実行してください。

その小さな「できた!」の積み重ねが、やがてあなたの人生を支える巨大な自信に変わります。

この「約束と履行」のプロセスこそが、世界中の成功者が実践している『7つの習慣』の入り口です。 習慣化の極意をもっと深く知りたい方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。人生の攻略本になるはずです。

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ABOUT ME
TAKA
TAKA
理学療法士/ビール
理学療法士として臨床に携わりながら、リハビリ・運動学・生理学を中心に学びを整理し発信しています。心理学や自己啓発、読書からの気づきも取り入れ、専門職だけでなく一般の方にも役立つ知識を届けることを目指しています。
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