自己啓発

「やりたいこと」と「やるべきこと」が矛盾して辛い…心と行動を一致させる手帳の書き方

taka

「頭では勉強しなきゃと思っているのに、ついスマホを見てしまう」 「仕事は順調だけど、家庭とのバランスが崩れて罪悪感がある」

そんなふうに、「やるべきこと」と「やりたいこと」が喧嘩をして、心が疲れていませんか?

理想的な状態とは、あなたの心の奥底にある「願い」と、日々の「行動」がピタリと一致し、無理なく自分をコントロールできている状態です。

しかし、多くの人の手帳には「会議の時間」や「締め切り」しか書かれていません。これでは、他人の用事で人生が埋め尽くされるのも無理はありません。

この記事では、『7つの習慣』の教えをもとに、あなたの手帳を単なる「備忘録」から、人生を導く「羅針盤」へと進化させる方法について解説します。

結論から申し上げます。 手帳には、スケジュール欄の他に、「自分の憲法(ミッション)」と「役割ごとの目標」を書く専用のスペースを作ってください。 これがあるだけで、あなたの毎日は驚くほど「調和」のとれたものになります。

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なぜ「スケジュール帳」だけでは不十分なのか

私たちは、時計を見ながら生活することには慣れていますが、「コンパス(方位磁石)」を見ながら生活することを忘れがちです。

「調和」がないとストレスが溜まる

元の文章には、理想の状態についてこう書かれています。

ビジョンとミッション、役割と目標、優先順位と計画、そして、自分の望みと自制心に食い違いがなく、調和と結束、誠実さがあることが理想だ。

少し難しい言葉が並んでいますが、要するに**「心で思っていること(ビジョン)」と「手足の動き(計画・自制心)」がズレていない状態**が最強だということです。

ただのスケジュール帳では、「何時(いつ)」は管理できても、「何のために(Why)」や「誰として(Role)」という一番大事な部分が見えなくなってしまいます。 だから、忙しく働いても「本当にこれでいいのかな?」という迷いが消えないのです。

手帳に書き込むべき「3つの聖域」

では、迷いを消して「調和」を生むためには、手帳に何を書き込めばいいのでしょうか? コヴィー博士は、以下の3つを常に確認できるようにすべきだと説いています。

1. 個人の「ミッション・ステートメント」

これは、あなたの**「個人的な憲法」**です。 「私は誠実な人間でありたい」「家族の笑顔を最優先する」「プロとして妥協しない」など、あなたの価値観や信念を言語化したものです。

手帳の最初のページや、毎週のページの上部にこれを書いておき、判断に迷った時は必ずここに戻ります。 「この残業を受けることは、私の憲法(家族優先)に違反しないか?」と照らし合わせるのです。

2. あなたの「役割」

あなたには、一人の人間として複数の顔があります。 「ビジネスマンとしての私」「親としての私」「友人としての私」「自分自身(健康管理など)」……。

多くの人は仕事の役割ばかりを手帳に書きますが、これではバランスが崩れます。 全ての手帳のページに、あなたの持っている役割をリストアップできるようにしておきましょう。

3. 短期目標と長期目標

それぞれの役割において、「今週は何をするか(短期)」「将来どうなりたいか(長期)」を明確にします。

  • 親として: (長期)子供と親友のような関係になる → (短期)日曜日はスマホを置いて公園に行く
  • ビジネスマンとして: (長期)プロジェクトを成功させる → (短期)水曜までに企画書の下書きを終える

これらが手帳に書かれていることで初めて、日々のTo-Do(やること)と将来の夢が一本の線で繋がります。

「見る」だけで自制心が働く

これらを手帳に書き込む最大のメリットは、**「無意識のブレーキとアクセル」**が正常に働くようになることです。

誘惑に勝つためのアンカー(錨)

「サボりたいな」と思った時、ふと手帳のミッション・ステートメント(私は情熱を持って生きる、など)が目に入れば、それがアンカーとなり、自分を律する力(自制心)が湧いてきます。

また、役割リストを見ることで、「今週は仕事ばかりで、健康(自分自身の役割)を無視していたな」と気づき、週末にジムの予定を入れるといった**「人生の補正」**が可能になります。

これが、単なる予定管理ツールにはない、**「人生管理ツール」**としての手帳の力です。


まとめ・アクションプラン

手帳は、他人との約束を守るためだけのものではありません。「自分との約束」を守るためのツールです。

  • 理想は、心の「ビジョン」と日々の「行動」が矛盾なく調和している状態。
  • 手帳には「ミッション・ステートメント(価値観)」を書く欄が必須である。
  • 「役割」ごとの目標を書き込むことで、仕事と家庭などのバランスが整う。

【Next Action】 今使っている手帳やスマホのカレンダーアプリを見直してみてください。 もし「ミッション」や「役割」を書く欄がなければ、付箋やメモ欄を使って、無理やりそのスペースを作ってみましょう。

あるいは、この概念をシステム化した**「フランクリン・プランナー」のような専門の手帳を使ってみるのも一つの手です。 まずは今週末、手帳の最初のページに「自分が人生で大切にしたいことトップ3」**を書き込むことから始めてみませんか?

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ABOUT ME
TAKA
TAKA
理学療法士/ビール
理学療法士として臨床に携わりながら、リハビリ・運動学・生理学を中心に学びを整理し発信しています。心理学や自己啓発、読書からの気づきも取り入れ、専門職だけでなく一般の方にも役立つ知識を届けることを目指しています。
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