【悲報】専門バカは生き残れない?億万長者が実践した「浮気な勉強法」とは
「今の仕事のスキルだけで、定年まで食べていけるだろうか……」 「新しいことを学びたいけど、忙しくて時間がない」
そんなふうに、将来への漠然とした不安や、時間不足の悩みを抱えていませんか?
現代は変化の激しい時代。一つの専門知識にしがみついているだけでは、AIや新しい技術に取って代わられるリスクがあります。
そこで参考にしたいのが、明治の大富豪にして知の巨人・**本多静六(ほんだ せいろく)**博士の勉強法です。
彼は「林学博士」という専門を持ちながら、投資、鉄道、温泉経営、造園など、あらゆる分野でプロ級の活躍をしました。
なぜ、彼は一人で何役もの成果を出せたのでしょうか? その秘密は、**「知識を雪だるま式に増やす法」**にありました。
この記事では、忙しいあなたでも今日からできる、「ついで」の力を使った最強のインプット術をご紹介します。
結論から言うと、「本業のついでに、専門外のことも調べてしまう」。たったこれだけの習慣が、あなたを「代わりのきかないレアな人材」へと変えてくれます。
それでは、知識とチャンスを雪だるま式に大きくする方法を見ていきましょう。
専門バカになるな!「ついで学習」のすすめ
「餅は餅屋」という言葉がありますが、これからの時代、餅のことしか知らない餅屋は生き残れません。
本多静六は、自分の専門(林学・山林)を極める一方で、仕事中に少しでも関連する分野があれば、徹底的に首を突っ込みました。
「ついで」こそ最大のチャンス
彼はこう言います。
「専門以外のことや本業以外のことを知る機会があれば、好機を逸することなく、見聞し、調査せよ」
例えば、あなたがWebライターだとしましょう。 記事を書くために取材に行った先で、ただインタビューして帰るだけではもったいない。
- 「ついでに」カメラマンの撮影機材や構図を教えてもらう。
- 「ついでに」取材相手の業界のビジネスモデル(どうやって儲けているか)を聞き出す。
こうすることで、ただのライターから**「写真も撮れて、ビジネス視点も持っているライター」**へと進化できます。 これが、知識を「雪だるま式」に増やす第一歩です。
実践例:本多式「わらしべ長者」的キャリア論
では、実際に本多博士はどのような「ついで学習」をしていたのでしょうか。そのエピソードは驚くべきものです。
1. 山林学者なのに「セメント工場」を提案
ある時、調査委員としてセメント工場へ行った彼。「自分は山林が専門だから関係ない」とは考えませんでした。 なんと、ついでに工場の製造ラインや原料をすべて調査して帰ったのです。
その結果、後に別の場所で「ここにセメント工場を作れば儲かる!」と提案できるようになり、周囲を驚かせました。
2. 川を見て「発電所」を設計
水力発電の視察に行った際も、ついでに発電所の設計や設備を丸暗記。 おかげで、山林調査で川を見ただけで、「この水量なら〇〇馬力の電力が作れる。予算は〇億円だ」と、即座に発電事業の計画を立てられるようになりました。
現代でいう「掛け合わせ(クロススキル)」
これらは現代で言う、**「スキルの掛け合わせ」**です。
- 林学 × セメント知識 = 資源開発のコンサルタント
- 林学 × 電力知識 = インフラ事業のプロデューサー
一つのことしかできない人よりも、複数の視点を持つ人のほうが、圧倒的に重宝され、仕事の依頼(=収益チャンス)が増えるのです。
遊びも旅行もすべて「ネタ」にする
彼の貪欲さは仕事中だけにとどまりません。 プライベートの旅行ですら、貴重なインプットの場に変えていました。
ステッキに「物差し」を仕込む
彼は旅行用のステッキ(杖)やベルトに、長さを測る目盛りをつけていました。 そして、旅先で面白い公園や建物、珍しい設備を見つけると、すかさずサイズを測り、手帳に記録していたのです。
「これは新しいな」「どうなってるんだ?」 その好奇心の積み重ねがあったからこそ、彼は後に専門外である「登山鉄道」や「温泉ホテル」の経営にまで口出し(助言)ができるようになりました。
「あらゆる機会を利用して、大ざっぱでもいいから調べておく」
この習慣があれば、遊びの時間さえも将来の資産に変わります。
幸運の女神には「前髪」しかない
最後に、なぜそこまでして準備が必要なのか、本多博士の有名な「幸運論」をご紹介します。
「幸運は、私の頭とはあべこべで、前に毛があって後ろが禿げた頭のようなものである」
これはギリシャ神話の時間の神(カイロス)の逸話としても有名ですね。
- チャンスが近づいてきた時(前方):前髪をつかめば捕まえられる。
- 通り過ぎた後(後方):後ろはツルツルなので、もうつかめない。
チャンスが目の前に来たとき、「あ、それ知ってます!」「以前調べたことがあります!」と言えるかどうか。 それが運命の分かれ道です。
「専門外だから」と無関心でいると、せっかくの幸運の前髪を見過ごしてしまいます。
まとめ・アクションプラン
本多静六の「知識を雪だるま式に増やす法」は、現代のリスキリング(学び直し)の先駆けとも言える考え方です。
- ついでに学ぶ:仕事や生活の中で、専門外のことにも首を突っ込み、仕組みを理解する癖をつける。
- スキルの掛け合わせ:広く浅く得た知識を本業と組み合わせることで、「レアな人材」になり、信頼と仕事を獲得する。
- 常時スタンバイ:いつチャンスが来てもいいように、好奇心のアンテナを張り巡らせておく(幸運の前髪をつかむ準備)。
明日からの仕事、ただこなすだけではもったいないですよ。 「ついでに、隣の部署の仕事内容も聞いてみようかな?」 そんな軽い気持ちが、あなたのキャリアを大きく飛躍させるきっかけになるかもしれません。
【Next Action】 今日、スマホで何かを検索する際、**「関連するキーワード」や「仕組み」**についても1つだけ余分に調べてみましょう。(例:「円安」を調べたら、ついでに「円安で儲かる業種」も調べるなど)。その小さな「ついで」の積み重ねが、雪だるまの芯になります。
