自己啓発

感情的な人は「動物」と同じ?脳の仕組みから学ぶ、人生の主導権を握る方法

taka

「ついカッとなって酷いことを言ってしまった」 「やるべきことがあるのに、スマホの通知が来るとつい見てしまう」

そんなふうに、自分の行動なのに自分ではコントロールできていないような感覚に陥ったことはありませんか?

実は、外部からの影響に対して無意識に反応してしまうのは、生物として非常に原始的な状態です。 この記事では、私たちが「ただ生存するだけの動物」にならず、誇り高い「人間」として生きるために不可欠な**「刺激と反応の間にあるスペース」**という概念について解説します。

私は医療(リハビリ)の専門家として脳の機能にも触れますが、この話は決して難しい理論ではありません。 結論から言えば、**「一瞬立ち止まる力」**こそが、あなたの人生を劇的に変える鍵になります。


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私たちは「パブロフの犬」ではない

有名な「パブロフの犬」の実験をご存知でしょうか。ベルが鳴る(刺激)と、自動的にヨダレが出る(反応)という条件反射の話です。

私たち人間も、気を抜くとこれと同じ状態になります。

  • 刺激:上司に怒鳴られた
  • 反応:ふてくされる、胃が痛くなる
  • 刺激:雨が降った
  • 反応:気分が落ち込む

このように、外からの刺激に対して自動的に反応を返しているだけなら、それは厳しい言い方をすれば**「本能のままに生きる動物」**と変わりありません。 元の文章にある通り、ただ生存し子孫を残すためだけにプログラムされた機械のような存在になってしまうのです。

「人間」だけの特権とは?

しかし、私たちには動物にはない特別な能力が備わっています。それが**「自覚(自己意識)」**です。

リハビリの現場でも、反射(無意識の動き)と随意運動(意識的な動き)は明確に区別されます。 人間は、刺激を受けた瞬間に、どう反応するかを**「自分で選ぶ」**ことができます。

「一時停止ボタン」を持っている

著名な心理学者であり、『夜と霧』の著者ビクトール・フランクルはこう説きました。

「刺激と反応の間にはスペース(空間)がある。そのスペースにこそ、私たちの成長と自由がある」

誰かに悪口を言われた(刺激)とします。 その瞬間、すぐに怒鳴り返す(反応)のではなく、心の中で「一時停止ボタン」を押してください。そこに「スペース」が生まれます。

そのスペースの中で、あなたは選択できるのです。

  1. 怒鳴り返してケンカする(動物的な反応)
  2. 相手のストレスを憐れみ、冷静に聞き流す(人間的な選択)
  3. 「それは傷つきます」と冷静に伝える(人間的な選択)

この選択肢を持っていることこそが、人間の尊厳であり、リーダーシップの原点です。

原則に従って「脚本」を書く

では、そのスペースの中で、私たちは何を基準に選択すべきでしょうか? その場の「気分」や「感情」で選んでしまっては、結局は反応しているのと同じです。

そこで必要になるのが、元の文章にある**「人生を方向づける目的と原則」**です。

  • 「私は誠実な人間でありたい」
  • 「家族との時間を最優先にする」
  • 「感情ではなく論理で問題を解決する」

こうした自分なりの憲法(原則)を持っていれば、どんなに強い刺激(トラブルや誘惑)が来ても、スペースの中で原則に照らし合わせ、正しい行動を選択できます。

今日からできるトレーニング

いきなり聖人のようになるのは難しいですが、小さなことから練習できます。

  • スマホの通知が鳴った時(刺激): すぐに手に取らず、深呼吸を一つ入れる(スペース)。「今これを見ることは、私の目的に合っているか?」と問いかける。
  • イラッとした時(刺激): 6秒数える(スペース)。「怒りに任せて行動して、後悔しないか?」と自問する。

この「一瞬の間」を作ること。その積み重ねが、あなたを環境や他人に振り回されない、自立した人間へと成長させてくれます。


まとめ・アクションプラン

今回の記事では、人間らしく生きるための条件である「自覚」と「選択」について解説しました。要点は以下の3つです。

  • 刺激に対して自動的に反応するのは、動物的な生き方である。
  • 人間には「刺激と反応の間」にスペースを作り、行動を選ぶ能力がある。
  • 感情や気分ではなく、自分の「原則」に基づいて選択することで、人生の主導権を取り戻せる。

最後に、明日から実践できるアクションプランを提示します。

【Next Action】 今日1日、何かの刺激(誰かの言葉、ニュース、天気、空腹感など)に対して、イラッとしたり不安になったりした瞬間、心の中で**「一時停止!」**と叫んでみてください。 そして、「今、自分は試されている。どういう反応を選択するのがベストか?」と自分に問いかけてみましょう。

その一瞬の冷静さが、あなたの未来を大きく変えるはずです。

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ABOUT ME
TAKA
TAKA
理学療法士/ビール
理学療法士として臨床に携わりながら、リハビリ・運動学・生理学を中心に学びを整理し発信しています。心理学や自己啓発、読書からの気づきも取り入れ、専門職だけでなく一般の方にも役立つ知識を届けることを目指しています。
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