自己啓発

まだ「妥協」してるの?つまらない会議を「熱狂」に変える唯一の方法

taka

「みんなで話し合ったのに、結局無難な案に落ち着いてしまった……」 「二人で協力したはずなのに、一人でやるより時間がかかっただけだった……」

チームやパートナーとの関係で、こんな「足し算以下の結果」にガッカリしたことはありませんか?

多くの人は、協力することを「お互いに少しずつ譲り合う(妥協する)」ことだと思っています。 しかし、世界的ベストセラー『7つの習慣』の著者、スティーブン・R・コヴィー博士は言います。それは本当の協力ではない、と。

本当の協力、すなわち**「シナジー(相乗効果)」**が起きると、1タス1の答えは2ではなく、8にも、16にも、1600にもなるのです。

この記事では、想像を絶する成果を生み出し、関わる全員がワクワクするような「シナジー」の正体と、それを生み出す条件について解説します。

結論から言うと、シナジーとは**「私の案でも、あなたの案でもない、もっとすごい第3の案」**を創り出す魔法のことです。


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「妥協」と「シナジー」は全くの別物

まず、算数でイメージしてみましょう。

  • 妥協(1 + 1 = 1.5): お互いに言いたいことを我慢して、間を取る。「あなたの案も立てるから、私の案も立ててね」という状態です。これではエネルギーが減ってしまいます。
  • シナジー(1 + 1 = 1600): お互いの知恵を出し合い、化学反応が起きる。「それなら、こんなこともできるんじゃない?」「すごい!じゃあこうしよう!」と盛り上がる状態です。

コヴィー博士は、シナジーを**「自然界の原則」**だと言います。 例えば、2本の木を近づけて植えると、根が絡み合って土壌が良くなり、別々に植えるよりもはるかに高く育ちます。 2枚の板を重ねれば、1枚のときの2倍以上の重さに耐えられます。

人間関係においても、この爆発的なエネルギーを生み出すことができるのです。

シナジーを生み出す「土壌」とは?

では、どうすればシナジーを起こせるのでしょうか? ただ人を集めればいいわけではありません。絶対に必要な条件があります。

それは、**「高い信頼残高(強い信頼関係)」**です。

防衛的な会議 vs 創造的な会議

もし、相手を信頼していなかったらどうなるでしょう? 「変なことを言ったら馬鹿にされるかも」「あいつに手柄を横取りされるかも」と、心にガード(防衛)をしてしまいます。これでは化学反応は起きません。

逆に、「この人は私の違いを尊重してくれる」「何を言っても受け止めてくれる」という**絶対的な安心感(信頼)**があるとき、人は大胆な発想を口にできます。

「ねえ、思いつきなんだけど……」 「それ、面白いね! だったらこれを組み合わせたらどう?」

このように、お互いのアイデアが波のように重なり合い(フロー状態)、当初の誰も予想していなかった「すごい地点」に到達する。これがシナジーのプロセスです。

その場に「文化」が花開く

シナジーの素晴らしい点は、結果(成果物)が出るだけではありません。 そのプロセス自体が、参加者全員にとって**「最高に楽しい体験」**になるということです。

コヴィー博士はこれを**「小さいながらも完結した一つの文化が花開く」**と表現しました。

その瞬間、その場にいる人たちは、上下関係や利害関係を超えて、「新しいものを創り出す仲間」として一体になります。 心からワクワクし、お互いに感謝し合い、エネルギーが満ち溢れる。

たとえそのプロジェクトが終わって解散しても、「あの時のチームは最高だったね」と一生語り合えるような、**完璧な文化(空気感)**がそこに生まれるのです。

結果も関係性も手に入れる(P/PCバランス)

ビジネス用語でいうと、これは「P/PCバランス」が取れている状態です。

  • P(Performance): 成果(素晴らしいアイデア)が出る。
  • PC(Production Capability): 目標達成能力(チームの絆)が深まる。

結果を出すために人間関係を犠牲にするのではなく、良い人間関係があるからこそ最高の結果が出る。この好循環こそが、シナジーの真骨頂です。


まとめ・アクションプラン

シナジーは、妥協ではありません。創造です。

  • シナジーとは、1+1が1600になるような爆発的な成果(相乗効果)のこと。
  • 「妥協」は我慢だが、「シナジー」は第3の案を創り出すワクワクするプロセス。
  • 強い信頼関係がある場所でのみ、創造的な文化が花開き、結果と人間関係の両方が満たされる。

シナジーを体験する Next Action

【「NO」と言わないブレインストーミング】 次回の会議や家族会議で、**「今日は『でも』『だって』を禁止にして、相手の意見に乗っかるだけにしよう」**と提案してみてください。

誰かがアイデアを出したら、**「いいね! それに加えて、こんなのはどう?」**と、必ず肯定して上乗せしていくのです。 制限を外してアイデアを出し合ったとき、当初は誰も考えていなかった「とんでもない名案」が生まれる瞬間を、ぜひ肌で感じてみてください。

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ABOUT ME
TAKA
TAKA
理学療法士/ビール
理学療法士として臨床に携わりながら、リハビリ・運動学・生理学を中心に学びを整理し発信しています。心理学や自己啓発、読書からの気づきも取り入れ、専門職だけでなく一般の方にも役立つ知識を届けることを目指しています。
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