「政府の家畜」からの脱出。一票がこじ開ける日本の未来
「明日は豊かになる」と信じられた時代
かつて、親たちが百科事典のような高価なものを子供のために躊躇なく買えたのは、明日になれば今日よりも豊かになれるという確信があったからだ。本来、政治家の役割とは、国民にそうした未来への信頼を持たせ、経済を循環させるビジョンを示すことにある。しかし今の政府が行っているのは真逆のことである。「老後資金は2000万円不足する」「国は守れないからNISAやiDeCoで自衛せよ」と国民の不安を煽り、財布の紐を固く締めさせている。国が国民の将来を保障せず、投資という自己責任の博打に誘導する現状は、国家による育児放棄ならぬ「国民放棄」といえるだろう。
檻の中で搾取されるだけの存在
私たちは今、言わば「政府の家畜」として扱われているに等しい。見えない檻の中に閉じ込められ、生かさず殺さず、ただ税金を搾り取られ続けている状態だ。そこから脱出する鍵は、選挙以外に存在しない。「かつての民主党政権は失敗だった」という過去のトラウマに縛られ、腐敗した自民党を消去法で選び続けるのはもうやめるべきだ。あの時の失敗は特定の政治家の資質の問題であり、政権交代そのものの否定にはならない。自民党に明確な「NO」を突きつけ、権力の座から引きずり下ろすこと。それこそが、この閉塞感を打破する唯一の突破口となる。
小さな穴がやがて巨大な出口になる
たった一度の選挙ですべてが劇的に変わる魔法はないかもしれない。しかし、盤石に見える壁に小さな穴を開けることはできる。自民党を大敗させ、過半数を割らせる。その小さな穴は、次の選挙、また次の選挙と繰り返すことで広がり、やがて私たちを拘束する檻を破壊する巨大な脱出口となるはずだ。「どうせ選挙に行っても変わらない」。そう国民に思い込ませ、政治への無関心を植え付けることこそが、既得権益層の最大の延命策なのである。その洗脳を解き、一票を行使しない限り、100年経ってもこの国が変わることはない。
曇天の空を「青空」に変えて渡す責任
どんよりとした曇り空のような重苦しい空気に覆われた今の日本。しかし、私たちが諦めずに行動すれば、雲の切れ間から必ず澄み渡る青空が見えてくる。自分たちの暮らしを守るため、そして次世代に「希望」という名の青空を手渡すため、今こそ選挙という最強の武器を手に取る時が来ているのである。
